目指せ収入アップ!!リハビリ管理職になる為の行動方針?!!

megane
本記事でわかる事
  • 管理職を目指す前に必要なこと
  • 管理職になる為の行動方針

私は入職時より、収入を上げる事がひとつの目標でした

管理職になる事での、収入面でのメリットは大きいです。

管理職手当と昇給への手当て。同じ職場で継続的に働く場合、一般職との収入差は拡大していきます。

「長期的な収入を上げる為に、管理職になる」

「管理職になれる見込みがなければ転職する」

このような考えの元、入職から4~5年目に、先輩がいる中で管理職に任命されました。

これは、運にも恵まれたと自覚していますが、行動した結果でもあると思います。

望んで管理職になれるものではありません。

私自身の実践経験から管理職のなり方の方向性を解説しています。

本記事のすべてを実践、行動したからと言って管理職になれるわけではありませんが

他の同僚スタッフとは異なる考え方・技術を身に着けることができます。

管理職を目指す方々の参考になれば幸いです。

管理職になる為のスタートライン

管理職への
スタートライン
  • 管理職になるという意思・信念
  • 管理職の枠があるか
  • 課題抽出と行動力
  • コミニュケーション能力

管理職になるという意思・信念

なぜ?何の為に管理職になるか?という目的が重要です。

仕事の質を上げる為でも、収入を上げる為でも、自分の裁量を拡大する為でもなんでも良いです。大事なことは、行動を一貫して、継続する為の意思・信念です。管理職になる為には運も必要です。その運を掴むためには、自身の信念に基づく行動を継続する必要があります。

管理職の枠があるか

ここは、運の要素が大きいです。前任者の退職や、事業拡大などもあります。事業体のシステムとして昇進が組み込まれている・考慮されているところなどは管理職への道も見えやすいでしょう。また、毎年離職者が多いなど、不安定な職場の方が管理職にはなりやすいと思います。

状況が安定していて離職者が少なく、先輩が多い職場は「年功序列」の考え方で、経験年数が少ない者に管理職の仕事を回すことは少ないでしょう。

課題抽出と行動力

地域社会の状況を踏まえて、組織の課題を抽出し、解決の為の行動がとれることは必要です。リハビリ職として目の前のクライアントに注力することは重要です。しかし、管理職になろうとすると、病院・組織といった広い視点での課題抽出が必要になります。行動できない者は管理職には向いていません。課題抽出と行動は一つのセットとして身に着けるべき技術です。

すぐに行動力が身につくわけではないですが

少しづつでも考えて行動に移すことで行動する習慣が身についてきます。

コミニュケーション能力

管理職はいろいろな人と話すことが多い職位になります。人とのコミュニケーションが得意でない・ストレスだと感じる方には向いていないかもしれません。

コミュニケーションをとることができれば、あとは技術と考え方です。相手が何を求めているか?会議の要点、落としどころは何か?自分の提案したいことは何か?

建設的な会議のやり方を学んでいきましょう。

Check 管理職の孤独

管理職は一般的な職員と視点・考え方が異なります。その為、一人管理職は一般職のスタッフと考え方を共有できない為、孤独感を感じることがあります。

管理職には、ある程度の対人関係におけるストレス耐性は必要だと思います。

仮に、自分の職場が一人管理職の状況ならば、管理職を支援するように努めることで、次代の管理職を狙うことができます。

実践編 管理職になる為の行動 6選

ここからは、どんな行動をとったらよいか、具体的に説明していきます。

目指せ!!
管理職になる為の行動
  1. 管理職を支援しろ!!
  2. 管理職から学べ!!
  3. 努力は見せろ!!
  4. 考えたことを伝えろ【意見を聞いて取り入れろ】!!
  5. 他の同僚がしていないことをしろ!!
  6. 他の部署と仲良くしろ!!

管理職を支援しろ

デイケア管理職PT
デイケア管理職PT

まるで、ジャイアンに媚を売るスネ夫のように管理職を支援しましょう!!!  冗談ですよ

次代の管理職を選ぶのは今の管理職です。

上司の考え方を理解し、ともに行動することで

あなたの「管理職を目指している」という意識も伝わるはずです。

目の前の臨床に注力することは前提ですが

広い視野で部署・組織に目を向けることができるようになりましょう。

管理職を支援するように行動することで、どの様な視点・考え方で業務に取り組んでいるのか知ることができます。

一般職の状態で、管理業務の一端を知ることができるのは良いことです。

管理職から学べ

管理職を支援している中で、仕事の内容・考え方を学ぶことができます。状況によっては直接指導してもらうこともできるでしょう。

これは大きなメリットです。自分と同じ考え方を共有できたり、管理業務について理解のあるスタッフを次の世代管理職に任命します。

臨床業務しか知らない、スタッフを決して推薦しません。

デイケア管理職PT
デイケア管理職PT

臨床業務・論文・学会発表 ≠ 管理・運営能力

管理運営業務に必要な知識は、方向性の異なる勉強をした方が良いと思います。

そして、管理・運営に必要な能力は簡単には測れません。管理職を支援し、学ぶ機会を得ることで、運営に必要な知識・能力を高めることができます。

この書籍の中に「賢明にリーダーに仕えるものこそ次のリーダーになる」と解説されています。私自身も、次世代を選ぶ基準は臨床業務に携わりながらも俯瞰的な視野で組織に目を向けることができるスタッフを育成したいと考えています。

努力は見せろ

隠れて頑張ることは、日本人の美徳のような感覚もあります。

しかし、管理職を目指すうえでメリットはありません。

管理職になるには、管理職の推薦も必要ですが、その他のスタッフにもある程度認められることも重要です。

「自分が何を考えて、どの様な努力をしているか」が

自然と周囲に伝わるようにしましょう。

ではどのよう努力を見せれば良いか?

努力を自然と伝える方法
  • 論文発表
  • 学会発表
  • 公的組織の活動協力
  • 新たな活動の創出
  • 管理職への相談

先ほど【論文・学会発表≠管理・運営能力】と解説しました。

しかし、自分の実績作りの為には一番の近道です。実績は推薦される為の材料です。部署内で、発表の練習をすることができれば最高です。自分の取り組み・考えを部署内に伝える機会になります。何を考えているか分からない人間は推薦されません。また、自分の考えは発信しなければ伝わりません。

自分の努力を【自然と伝える】為には、学会発表はとても良い機会になります

デイケア管理職PT
デイケア管理職PT

努力は発信して・見せていきましょう!!

Check 自分の努力を押し付けない

ある人は「自分はこんなにも頑張っているのに、他の人はなぜ頑張らないんだ」というような表出をします。これを聞くと周りのスタッフはどの様に感じるでしょう?

管理職として「様々なことを調和させる」ことは重要だと考えています。

  • 努力を見せる事
  • 努力を押し付ける事

この二つの違いを意識しましょう。状況によってはスタッフ間の不和の原因になります。

考えたことを伝えろ【意見を聞いて取り入れろ】

上司・同僚・後輩に関わらず、自分の考えを伝えることは重要です。

何を考えているかわかる人間の方が安心します。

管理職を目指す場合は、自分の考えを伝えたうえで、出てきた意見を取り入れましょう。

自分の考え・行動指針がある事は重要です。しかし、頑固になってはいけません。他者の意見を取りいれて、反映できるような柔軟性も重要です。そして、意見を取り入れて行動した結果を、意見を出してくれた人に伝えていきましょう。

このサイクルが重要です。

意見を取り入れて行動した結果を、フィードバックすることで、相手の認識は

自分が言ったことを参考にしてくれているんだ」と思うようになります。

そこから、さらに意見をもらえるかもしれないですし、考えを深めることができるかもしれません。

部署の業務改善に取り組むとき、様々な意見を取り入れて、多方面にバランスをとっていかないといけません。相手の意見で立場がフラフラするような人間は信頼を得にくいですが、自分の考え方で頑固になっていても認められにくいです。

自分の考えも伝える、相手の考えも取り入れる、その上で判断できるようにしましょう。

他の同僚がしていないことをしろ

端的に言うと、目立ちましょう。ということです。

どの様に目立つか?もちろん悪い方面ではダメですよね。

仮に、学会発表に熱心な職場で、周囲と同様に発表しても目立ちません。逆に発表していないと熱心ではないと捉えられてしまうかもしれません。

ここで重要な視点は、組織を俯瞰的に分析するということです。

組織運営の中で、100%問題ない職場は少ないと思います。

組織の課題を見つけ、解決の為に行動できれば実績になります。

俯瞰的な取り組み
  • 組織の分析
  • 組織の課題抽出
  • 解決の為の行動
  • 管理職へのこの過程の報連相(努力を見せる部分)

全スタッフが、このような視点で仕事に取り組んでいる環境では目立つことはできません。しかし、組織的な視点で課題抽出する考えを持っている人は多くないでしょう。

他者がしていないことに、活路があります。

他の部署と仲良くしろ

他部署と円滑な連携が取れることも管理職要素の一つです。チームアプローチが重要と掲げられている中で、部署間の連携が取れる人材は重宝されます。職場を超えて良好な人間関係が構築できるコミュニケーション能力は重要な要素の一つです。

管理職になる為には

管理職になって収入を上げたい!!より良いサービス提供の為に頑張りたい!!

管理職になりたい方に向けた行動のポイント・方針を解説しました。

本記事で解説した内容は私自身が実践してきた内容になります。

実際には組織の状況によって任命されるかどうかは変わります。しかし、日常的な行動がないスタッフに管理職任命による収入アップのチャンスが訪れることは在りません。

運に恵まれる為には行動が必須です。

管理職になることを目標にされている方々の参考になれば幸いです。

まずは行動に移していきましょう。

ご拝読ありがとうございました。

ABOUT ME
記事URLをコピーしました