【コメディカルスタッフ】新人管理職・管理職になりたい人へ伝えたい!!
- 管理職のメリット・デメリット
- 管理職の狙い方、努力の方向性
- 管理職になったらすること
- 管理職に疲れたときの考え方
リハビリ部署の中で、管理職になる人は、多くありません。私の職場でも同様です。私が管理職に任命された時期は、スタッフ数50人程度の部署で3~5人程度でした。
新人の頃は、先輩より臨床や付随する書類管理を指導してもらいましたが、管理職の仕事は誰からも教えてらえません。具体的な説明はなく、手探りで調べて実践してきました。
正解がわからない中で、悩み、ストレスを感じながら続けてきましたが、他のスタッフにも助けてもらいながら。現在は、部署として通所リハビリテーションを担当し、スタッフ数30人程度の現場の運営をしています。
管理職に任命されたばかり方・任命されて悩んでいる方の、管理職としての悩みや、何を勉強したらよいのかについて発信していきます。
また、管理職のポジションを狙っている方にも、管理職の仕事内容について、参考になれば幸いです。
目次
管理職のメリット・デメリット
管理職のメリット
収入が増える(管理職手当)
管理職になる大きなメリットは【管理職手当】による収入アップです。管理職手当の金額は勤務先によって異なる為、給与規定については調べていて損はないと思います。また、管理職手当は賞与の計算に含むこともあります。
賞与=(基本給+管理職手当)×賞与の支給率
これは、勤務先の【就業規則】によって規定されていますので確認することをおすすめします。また、先輩管理職の方に聞いてみても良いでしょう。
管理職のメリットとして、昇給にも手当がつく場合があります。
仮に管理職手当10000円、昇給手当が1000円、賞与の支給率3ヶ月分とした場合、年収として時間経過で、一般職との給与の差が下記のように変化します。
管理職手当 | 昇給増加分 | 一般職との差額 (12ヶ月+賞与3ヶ月の場合) | |
1年目 | 1,0000 | 1000 | 165,000 |
2年目 | 1,0000 | 2000 | 180,000 |
3年目 | 1,0000 | 3000 | 195,000 |
4年目 | 1,0000 | 4000 | 210,000 |
5年目 | 1,0000 | 5000 | 225,000 |
6年目 | 1,0000 | 6000 | 240,000 |
7年目 | 1,0000 | 7000 | 255,000 |
8年目 | 1,0000 | 8000 | 270,000 |
このように、時間経過で一般職との給与の差が大きくなっていきます。
しかし、昇給の増加分がないと、時間経過でのメリットは感じられません。
私自身、管理職を目指した目的として、管理職手当はもちろんですが、現職場での昇給の増加が大きな目的でした。
管理職としての勤続年数が、年収の増加に大きく寄与します。
- 就業規則・給与規定をチェック
- 昇給に対しての手当てがあるか
- 昇給に対しての手当てがない場合、魅力的なインセンティブはあるか?
身体的負担の軽減
臨床業務の時、こんな思いはありませんか?
何階もある建物の中を階段、歩きまわったりして、疲れがたまる。
体重が重い方の対応をすることがきつい。
腰・膝などに身体的な不安感がある。
定年まで同じ仕事ができるのか?
管理職について、臨床業務がなくなるわけではありません。しかし、減ってきます。
デスクワーク・管理運営業務の比重が多くなる分、現場業務での身体的な負担は軽減します。
私自身、仕事中にぎっくり腰になった経験があります。
定年まで臨床業務を続けることへの不安感がありました。
その身体的不安から、管理職を目指しました。
管理職のデメリット
臨床業務の減少
セラピストを続けている方であれば、臨床業務が好きな方・やりがいを感じている方は多いと思います。私もそうです。しかし、管理職の仕事の対象は対象者一人ひとりではなく、組織・部署の運営といった方向に業務がシフトします。臨床業務に大きなやりがいを感じている方には不向きかもしれません。
精神的負担の増加
管理職の仕事の対象が組織・部署なると、スタッフの労務・勤怠管理が業務に含まれてきます。スタッフ・同僚の勤務状況によっては改善の声掛けをする必要があるかもしれません。
何かを指摘されることはストレスになりますが、これは【指摘する側】にも言えます。他にも、管理職という立場上、組織の上司から、何かしら声掛けがあった場合、一般職と違い回避できない場合があります。
- 自分の上司からの依頼に対応しないといけない
- スタッフ管理の為の指摘の負担
管理職のなり方
部署の管理職には望んでなれるわけではありません。しかし、目標としてとらえて行動していなければ、声はかかりにくいでしょう。管理職を目指すにあたり、内的要因と外的要因があると考えています。
管理職になる為の内的要因(自分自身で変えられる要素)
- 管理職になるという意思
- 模範的な職員になる
- 上司との良好なコュミニケーションを持つ
- 一般スタッフのリーダー的立場になる
管理職になる努力①
書籍の中にもありますが
組織の方向性を理解して積極的に管理職に協力することで
次の管理職として声がかかる可能性が高くなると思います。
これは、「腰ぎんちゃくになれ」ということではなくて
組織運営の視点から俯瞰的に現場を見るようになると、行動・発言が変わってきます。
変わらない場合は、管理職には向いていません。
また、管理職から直接的に知識を得る機会も多くなるはずです。
管理職としての人材育成の考え方を記事にしています。
管理職の方も、管理職を狙う方も参考になると思います。興味のある方はご参照ください。
わたし自身、管理職を目指して行動していました。
どのように行動していたかをこちらの記事にまとめています。
管理職を目指す方の行動方針の参考になると思います。
管理職になる努力②
書籍に以下のような行動・考え方は、マネジャーの資質に欠けているとあります。
- できないことばかり目が向く
- 何が正しいかより、誰が正しいかを考える
- 真摯さよりも、頭の良さを重視する
- 部下に脅威を感じる
- 自分の仕事に高い基準を設定しない
参考書籍
マネジメント 基本と原則 [ ピーター・ファーディナンド・ドラッカー ]管理職を目標にする方は自身の行動・考え方を見つめる機会を持ってみて下さい。
マインドは変えることができます。
参考にした書籍は、数十年前に発行されたものですが、原典といえる考え方だと思います。興味がある方は是非読んでみて下さい。
管理職になる為の外的要因(自分ではどうにもならない部分)
- 管理職の枠があるか
- 職場が安定しているか
- 不安定な状況の方がチャンスは訪れる
- 職場の人材育成システムが構築されているか
- 年功序列システムが固定されているとチャンスは少ない
管理職を任命されるということは、職場の状況に必要とされていることが重要です。
これは、努力では変えることが困難な要因です。しかし、状況が変化したとしても、日常的な勤務態度や業務に関しての姿勢が欠落していては、責任ある立場への声掛けは来ないでしょう。
管理職について特に考えていなかったけれど、なぜか声がかかったという方は、日常的なあなたの様子を評価していたということです。
セラピストとしてのキャリアデザインを考えている中で、管理職になり収入アップを視野に入れている方は、現在の状況を確認してみて下さい。
管理職になって最初すること
管理職に新任してから、新しく仕事を覚えていくと思います。前任者がいた場合は仕事の引継ぎがあるでしょう。しかし、状況によっては、十分な引継ぎがないこともあり得ます。
なにから始めたら良いか悩むことがあったら、以下のポイントを確認してみましょう。
任命された目的、任される仕事の確認をする
就業規則を確認する
運営の業務を整理する
あなたの上司に確認してみましょう。もしかしたら、任命されるまでの過程で、直接のやり取りをしているかもしれません。
任命された目的、任される仕事の確認をする
自分に何を期待しているか?
どのようか業務を任されるのか?
できるだけ、具体的な言葉にできると新たな業務がしやすくなります。
新しい部署の立ち上げでの管理職になった方は、新規事業の運営が中心になると手探りで考えていく事が多いでしょう。
就業規則を確認する
就業規則に目を通したことはありますか?私は、スタッフの勤務管理をするようになってからしっかり目を通しました。基本的には、入職したときに就業規則を確認しているはずですが、流し読み程度でした。
就業規則を暗記する必要はないと思います。しかし、スタッフの勤務管理をする立場になったときには確認した方がよいでしょう。
自分たちがどんな規則の元で仕事をしているのか、知っておいて損はありません。スタッフの業務上のトラブルの際に、解決の為の方向性として考えることもできます。
運営の業務を整理する
各期間の、管理職が行う業務を整理しましょう。
1日、1週間、1ヶ月、6ヶ月、1年間
期間ごとに何をしなければならないか、整理しておくことで、自分自身のスケジュールの管理がしやすくなります。
新任の場合は、はじめの1年間は特に意識しておくことで、以降の予定管理がしやすくなると思います。
一般職と管理職の違い
管理職の仕事は担当部署・担当チームのマネジメントです。新任した方にありがちですが、一般職の時と同じような業務に取り組んで忙しくなってしまい、マネジメントにあてる時間が少なくなる、他のスタッフからの相談を受ける時間がなくってしまうことがあります。
管理職の仕事はマネジメント
必要以上に臨床業務に時間を割いてはいけない
私自身もそうでした。管理職なりたての頃は、何をしたらよいのか認識が不足しており、他のスタッフに現場のことを任せきりになってしまっては申し訳ないという気持ちがあり、臨床業務も同様に継続していました。
立場が変われば考えることも変えなければいけません。
一般職 直接対象者へ介入することで良い結果を目指す
管理職 良いチームを作ることで多くの対象者の良い結果を目指す
このように考え方を変えて、業務内容も調整してきました。
一般職時の対象者は【患者・利用者】といった治療を受ける方でした。
管理職の対象者は【担当部署のスタッフ】が加わります。
スタッフの質の向上・働きやすい環境を整えて、患者・利用者さんへ貢献する
一般職と管理職が同じ働き方をしていたら、管理職を配置する意味はありません。
管理職の勉強はどうする!?
理学療法士会 指定管理者研修の受講
日本理学療法士会の研修プログラムの中に【指定管理者研修(初級) (上級)】というものがあります。受講要件が決まっていて。
①管理に従事している会員のうち、②以下の3項目いずれかに該当する者。
(教育関係者も含む。1施設複数登録可)
- 士会長の推薦
- 士会主催のマネジメント研修受講
- 回復期セラマネ、訪問リハ管理者、あるいは、その他医療的マネジメントコースを卒業した者(終了日数は規定なし)
受講に際しては、日本理学療法士会Webサイトで詳細を確認の上、マイページでの申し込みが必要です。
・回復期セラマネ (回復期セラピストマネジャー)
一般社団法人 回復期リハビリテーション病棟協会の認定資格です。
・訪問リハ管理者 (訪問リハビリテーション管理者養成研修会)
リハビリテーション専門職団体協議会(日本理学療法士協会、日本作業療法士協会、日本言語聴覚士協会)が主催する、訪問リハビリテーションのスペシャリストを育成するための、人材教育プログラム
・その他医療的マネジメントコース
詳細は不明。受講申し込み時に自身が受講済みのコースについて確認した方が良いですね。
マネジメントの勉強
理学療法士になる為に学校でいろんな科目を学んできましたが、【マネジメントの勉強】はしたことがないと思います。私は覚えがありません。私は書籍を読むことから始めました。
マネジメントの勉強は本を読む
できるだけ抵コストで勉強する
図書館を利用する
マネジメントに関する知識は様々な分野で活用できます。その為、マネジメントをテーマにした書籍は多く販売されています。まずは本を読むことから始めると良いです。しかし、書籍の内容は様々なので、読んだタイミングで内容が身につくか、理解できるかは個人差があります。必要な情報も違うでしょう。マネジメントのアイディアも著者によって異なる為、多くの本を読んだ方が、知識が積み重ねられるのでお勧めできます。しかし、読む本の全てを購入することはお勧めできませんし困難だと思います。低コストで勉強する為に、図書館を活用しましょう。その上で、手元に置いておきたい本、図書館に置いていないけど読みたい本は購入を検討しましょう。緊急性がないのであれば、図書館にリクエストすることで、購入してくれることもあります。
- 図書館を活用して低コストで勉強する
- 多くの書籍を読んで、マネジメントの考え方を知る
- 図書館にない本、手元に置きたい本を購入する
- 緊急性がない場合、図書館に本のリクエストをすると購入してくれる場合がある
マネジメントの勉強でお勧めできる書籍は別の機会で紹介しようと思います。
先輩管理職の知恵と経験を借りる
先輩管理職とはセラピストに限りません。管理職としての悩みは多少の違いはあれど、どんな職種でも経験があるはずです。困ったこと、悩んでいることがあれば先輩管理職に相談してみましょう。その為には職場内でも、職種に限定されない人脈づくり、コミュニケーションをとっていく事が必要です。
- どんな職種でも管理職の悩みはある
- 先輩管理職の知恵と経験は参考になる
- 職種に限定されない人脈づくりは大切
管理職でもさらに収入を上げたい!!
管理職に関わらず、収入を上げたい方は多いでしょう。もちろん、私もその一人で、実際に副業で収益を得ています。理学療法士としての副業の考え方、実践して収益が出た副業、副業を行う、メリット・デメリットをお伝えします。
専門職としての収入アップ法
・地域の介護予防事業の講師依頼を受ける
専門職の知識と経験を生かした副業
・リラクゼーションサービスの業務委託を受ける
本業とは別に副業として収入を得たいと感じている方は多いですが、日常的にセラピストとしての本業をこなしつつ、別の仕事を行うというのは困難ですが、専門職としてのキャリアを活用することで、副業のハードルは下がります。ここでは2つの方向性をお示ししたいと思います。
専門職としての収入アップ方法
・地域の介護予防事業の講師依頼を受ける
講師依頼を受け、実施することで依頼料が発生します。
- 理学療法士としてのキャリアを十分に発揮できる
- 講師依頼を受けることがさらなるキャリアアップになる
- 主催が市町自治体・専門職団であることが多い為、精神的に安心
- 依頼者にも所属先(勤務先)は伝わる為、専門職として活動しやすい
- コンスタントに依頼があるわけではない
- その為、継続的な収益は見込めない
- 依頼を受ける為には横のつながりが必要
- 依頼が来たとしても、本業の兼ね合いで受けれないこともある
- 人前で話をすることが苦手な方には不向き
日本の人口比率は少子高齢化です。2025年問題・2040年問題はメガトレンドで避けられない事実です。その中で、元気な高齢者を増やす・高齢者の身体機能を維持することは、日本でリハビリテーション専門職として認知されている理学療法士・作業療法士・言語聴覚士にとっては重要な課題の一つです。その分野で、自身のキャリアを最大限に発揮し、実際に現場で活動できることは、非常に有意義な副業になります。
しかし、副業の目的【収入を得る】ということについては、期待は少ないです。また機会も少ない為、自分の思い描いたように活動できるとは限りません。
あくまでも、専門職としてのキャリアアップの追加として、依頼料が発生するというスタンスが良いと思います。
専門職の知識と経験を生かした副業
・リラクゼーションサービスの業務委託を受ける
りらくるで業務委託を受けて実際に現場で仕事をしてました。業務状況と収益については以下のような状況です。
- 仕事量は2~3回
- (本業が終わってから3~4時間/回 、休日は7~9時間 現場で待機)
- 3~6万円/月の収益
- 業務開始3月目くらいに指名を頂くようになり、収益増加
【りらくる】は【株式会社 りらく】が運営するリラクゼーションスペースの店舗です。
全都道府県に620店舗ある為、見たことがある方も多いのではないでしょうか?
セラピストの募集に応募し、面談の後、所定の期間無料のレッスンを受け、一定のレベルまで到達することで、リラクゼーションセラピストとして契約して現場に出ることができます。
- 理学療法士の知識・経験が活用できる
- 現場も多い為、収入を得る機会が多い。(安定的に収入が得られる)
- 日常的に身体接触をする仕事なので、リラクゼーション業務に転用しやすい
- 仕事の時間帯を自由に設定できる
- 患者さんではない方々の身体に触れる経験が詰める
- 待機時間は自由な為、本業の勉強をする、休憩する等に活用できる。
- 現場のセラピストは副業の方も多く、本職は様々なので、普段聞けない話が聞ける
もちろん、メリットだけではなくてデメリットもあります。
- 副業をすることで、空いた時間が減る
- 確定申告する手間が増える
- お客様と対面する業務なので、本業のスタッフが来店する可能性もある
店舗数も多く、現場に出ることができれば、収益がでやすい副業です。リラクゼーションのレッスンも熱心・丁寧に指導していただいたのでとても感謝しています。
私自身は現在、りらくるでの副業はしていません。
新型コロナウイルス感染症が日本で散発してきたタイミングで、本業を優先する為に辞めました。その後、子どもができて時間の余裕がなくなった為、復帰できなくなりました。
理学療法士がりらくるで副業した話はこちら
管理職に疲れたら
管理職のストレスとの向き合いかた
管理職のストレスは一般職には伝わりません。管理職にならないとわからないことが多いからです。新人管理職は今まで考えたことがない状況でストレスを感じることが多いでしょう。自分にとってのストレス解消法・貯めない方法を探す必要があります。
自分の好きなことで発散する
心と身体を休ませる
俯瞰的に状況を見る
自分の好きなことで発散する
カラオケ・美味しいものを食べる・自分にご褒美をあげる・趣味にお金をつかう・友人と飲みに出かける。なんでもいいです、発散しましょう。ストレスは貯めすぎない、適度なガス抜き大事です。
心と身体を休ませる
現場から距離と時間を置くことも良いでしょう。旅行などで心身を癒して、十分に休養を取りましょう。
俯瞰的に状況を見る
【俯瞰】とは【高所から下方を見渡すこと】【広い視野を持って物事をとらえること】の意味で用いられる表現です。
状況に対して、真正面から対応していると視野が狭くなって、他のことが考える余裕がなくなります。状況に対しては丁寧に対応する必要はあると思いますが、精神的なストレスをためていく事は良くないです。
トラブルに対して表面的には、丁寧に熱心に対応したとしても、内面では鼻で笑うくらい・こうゆうこともあるよね~くらいの心持ちでもよいと思います。
対応は適切に、自分の心は状況に影響されない
TVゲーム感覚で、高いところから広く状況を確認していると、解決策が見つかることは少なくありません。
守るべきは自分の心と身体
発散しても足りない、休養しても休み足りない。そんな時は、状況を変えることも考えましょう。職場の管理職は他にもなれますが、守るべきは自分の心と身体です。この優先順位は見誤ってはいけません。
管理職を辞める【自主的な降格願または転職】
転職を考える
管理職を辞める【自主的な降格願または転職】
管理職の降格はすぐに認めない職場がほとんどでしょう。理由としては
再度人事を検討しないといけない
本人が就労規則上で問題なければ、降格できない
状況によってはトラブルになることがある
知識・経験上他のスタッフで補填できない
降格人事は、慎重に対応することがほとんどだと思います。
しかし、管理職の仕事が重くストレスになるのであれば、直接の上司・人事に理由を説明して、降格してもらうようにするのが良いでしょう。何が負担で、なぜ続けられないかを整理しておくことで、早期に理解を得られるかもしれません。
転職を考える
時間がない方、疲労している方は転職エージェントをお勧めします
転職の方向性・転職エージェントの活用法について興味がある方はこちら
転職は逃避ではありません。キャリアアップの手段です。
でも、逃げ道に使っても良いです!!
一番重要なことは自分です。これは見失ってはいけません。大いに逃げましょう。
しかし、逃げ道に転職を考えるとき、多くのことを考えないといけません。
- 時期
- 場所
- 待遇
- 契約内容
- 希望の求人を探す
ひとり一人の状況・背景によって、考えるポイントは様々でしょう。
管理職の仕事が重荷になっているとき、業務以外のことを考える時間・余裕はないかもしれません。
そんな時は、【転職エージェント】を活用しましょう。
自分の希望に応じた、転職案件を調べて、情報提供してくれます。
自分に余裕がない時ほど、サービスの力を活用し作業負担を減らしましょう。
転職活動はエージェントに依頼し、自分は現場・状況の処理に注力する。
時間的余裕ができ始めたら、徐々に行動することで、収入が減少するリスクは抑えることができます。
今すぐに退職したいという方はそれでもOK!!
まず逃げて、失業手当などで収入を補填しながら、心身の状態を回復させましょう。そして、次のステップの為の準備を進めていくとよいでしょう。
転職の方向性・転職エージェントの活用法について興味がある方はこちら
管理職のマネジメント力は1日にしてならず
理学療法士などの専門職になる勉強・実習はしてきたけけれど、マネジメントの勉強・実習をすることは困難です。多くの方が任命されてから、現場で勉強・実習して経験を積むことでしょう。どれだけ勉強していたとしても、思いがけない状況が降りかかってくることがあります。しかし、ひとつ一つの経験が確実に身についていくことで、管理職としての対応力は向上します。マネジメントの書籍から知識を得ることで、書籍の内容が体幹的に理解できることがあります。無限にある状況の中で、完璧なマネジメントは不可能ですが、対応のアイディアを持っているかどうかで管理職本人の負担は増減します。
マネジメント力は1日してならず
私自身、日々の勉強を少しづつ進めていきます。ありがとうございます。